本サイトは、スタートアップに特化したHR支援事業を展開するOneWorkが幹事会社、ソーシャルインパクトをもたらすディープテック/ハードテック系スタートアップに投資するVCであるリアルテックホールディングス及びDRONE FUNDが補助事業者として、3社による協働事業として運営されています。
https://www.meti.go.jp/policy/tech_promotion/shiftx/consortium/consortium004/
ソーシャルインパクト、直訳すれば「社会的価値」と転換されるキーワードですが、近年ESG、SDGs等と並んで、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
財務的な指標と、社会にポジティブな影響を両立させることが企業のあるべき姿であるという考え方で、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)という官民連携の仕組みをきっかけに世界に広まってきました。
多くの企業が事業運営をする際に、様々な形で外部から資金を調達していますが、“Social good” すなわち、健全な財務活動を担保した上で社会に好影響を与えている企業への投資活動を促進しようという動きが強まっています。
このような背景もあり、ソーシャルインパクトを語る上では投資の潮流についても理解が必要です。
投資とは本来、“より良い未来の創造”のために行うものですが、その良し悪しは「リスク」と「リターン」という2つの側面から評価されるため、「多くのリターンを短期間で回収できること」が良い投資であるという価値観を形成することに繋がりました。
財務的リターンや経済合理性自体も非常に重要である反面、“より良い未来の創造”に挑戦する個人や企業に対して適切な投資が向かわなくなるなど、本質的な目的との乖離を生んでいると指摘されるケースも増えているのが現状です。
昨今、新型コロナウィルス(COVID-19)に代表されるパンデミックのほか、気候変動や、高齢化と若年層の失業、貧困格差の拡大、教育、食など人口問題に紐づく課題など、私たちが直面している課題は広範かつ深刻さを増しており、投資本来の目的である“より良い未来の創造”という考え方に注目が集まっています。
私たちOne Workは、“一人ひとりのらしさ”を引き出すことで、企業、ひいては産業そして社会に貢献したいと考えています。
言い換えると、個人が高い報酬を得ることや企業の収益が拡大することに留まらず、“より良い未来の創造”に貢献することが私たちの介在価値だと考えています。
そのような価値観を持っているからこそ、ソーシャルインパクトに関する世界的な動きに共感し、それを後押ししたいと考えるようになりました。
『ソーシャルインパクト志向の人と企業をつなぎ、社会課題解決を加速する』
それがこのメディアのコンセプトです。
ソーシャルインパクトを志向する一人ひとりの物語を世の中に届けることで、このメディアを読んでいただいた方が「本当に大事にしたいこと」を見つけるためのヒントを提供できれば嬉しい限りです。
One Work株式会社
代表取締役
大須賀 洋平