【エアロネクスト/近藤】偶然から生まれた「やりたい」気持ち
地域に根付くことに拘っていきたい
転職者インタビュー
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2021-11-11
【エアロネクスト/近藤】偶然から生まれた「やりたい」気持ち 地域に根付くことに拘っていきたい

予期せぬ異動や出向。多くのビジネスパーソンが一度は経験したことがあるのではないだろうか。前向きな気持ちばかりでは決してなく、不安もある。そんな“偶然”から、自らの目指す道を見つけたと話す近藤建斗氏は、社員4,000名以上の大手企業から、15名のスタートアップである株式会社エアロネクスト(本社:東京都渋谷区)への転職を決めた。学生時代は公務員か大手企業の二択だったと話す近藤氏。27歳になった今、当時を振り返って自身の想いやキャリアがどのように変わっていったのか、ターニングポイントとなった3年間について、インタビューを行った。


近藤建斗(コンドウ ケント)さん(株式会社エアロネクスト)

父が測量事務所を営んでいた縁で、地図、測量に関心を持ち、大学在学中に測量士の資格を取得。大学卒業後、大手航空測量会社の国際航業株式会社に入社し、営業職として従事。2018年にDRONE FUNDに出向しコミュニティマネージャーとして、投資先支援を行う。2021年2月に無人航空機の研究開発&ライセンスビジネスを手掛ける株式会社エアロネクストに転職。国際航業では契約社員として週1の勤務を続ける。


想定外の出向辞令。最初は憂鬱で、不安だった。

ーースタートアップとの出会いはどのようなきっかけだったのでしょうか

突然の、予期せぬ辞令がきっかけでした。前職の国際航業親会社の日本アジアグループ(当時)がDRONE FUNDと業務上の関わりがあり、千葉さん(千葉功太郎/ DRONE FUND創業者)のもとで修業してきなさいということになりました。父が測量事務所を営んでおり、その影響もあって前職では測量調査の営業として仕事をしていたのですが、スタートアップやベンチャーキャピタルが何をやっているかもよく分かっていませんでした。辞令が出た2018年の3月は、憂鬱で不安な気持ちでいっぱいでした。


ーー出向後はどのようなことを経験されたのでしょうか

1年半100%出向という形で、DRONE FUNDの芝公園のオフィス(当時)に毎日行っていました。新ファンドの立ち上げの時だったので、オフィスにプリンターを設置するところから始まり、大手企業とのアポイントを取って千葉さんと2人で毎日3件くらい営業活動をしました。道中に商談のフィードバックはもちろんのこと、今まで全く知らなかった世界のことを教えていただき、発見や気づきが毎日ありました。また、新しく産業を立ち上げるためにスタートアップと大手企業を結ぶ役割が必要だということで、コミュニティーマネージャーとして、LP(=リミテッドパートナー:ファンドに対する投資家)営業をしました。大手企業と多くの接点ができ、会社同士のお見合いを仲介するというような経験はとても楽しかったのを覚えています。事業開発も勉強できたと感じていますし、起業家の方と大手企業の事業開発責任者の方が交渉を行うような場に入れたことも、とても大きな経験になったと思っています。投資先の会社の経営者と関係性をつくれたこと、ドローン業界のネットワークが持てたということも自分にとって本当に大きなターニングポイントになったと思っています。


▼千葉さんFB投稿


自身にとって初めての千葉道場ドローン部合宿2018年7月


ーー帰任されてからの仕事内容について教えてください

国際航業の新規事業としてドローンビジネスを始めるということで帰任することになり、帰任の約2カ月後にドローン活用プロジェクトの立ち上げを任されることになりました。専任は私一人で、各事業部の方に兼務で参加いただくプロジェクトです。そこでエアロネクストと橋梁点検をするなど、多くのスタートアップと連携させていただきながら、ドローンを活用した測量手法を検討するということに取り組みました。


▼国際航業でのドローン事業風景


ーーエアロネクストに転職した経緯を教えてください

エアロネクストとはDRONE FUND出向中に食事をご一緒したり、展示会のスタッフとして同行することがあり、その頃からご縁がありました。最初は私と同郷の山梨出身の方が多いという共通点しかなかったのですが、国際航業帰任後も仕事をする機会があり、少しずつ自分自身のやりたいことが見えてくる感覚がありました。実際にNEXT DELIVERY(下記、参考記事)を立ち上げるタイミングで、小菅村(山梨県)の案件についてもお話を聞きながら、すごく面白そうだなと思ったのが当時の率直な感想です。エアロネクストはもともと知財の会社で競合が少なく、ある種どのプレイヤーともうまくやればお付き合いができるという会社の立ち位置でしたので、DRONE FUNDで偶然ながらも得られた経験や人脈を一番活かせるのではないかというイメージを持てたことも大きかったと思います。最終的には地元・山梨の同郷のCFO広瀬から声をかけてもらい、エアロネクストにお世話になることにしました。2020年夏頃からお話をさせていただいて、入社したのは2021年2月です。


▼エアロネクストとの出会い