「おむつを開けずに中を見たい」。そんな介護職の声から生まれた排泄センサー「Helppad」は、意思疎通の取れない寝たきりの方の排泄タイミングを知ることで介護負担軽減につながると、介護業界で大きな話題になっています。Helppadを開発した株式会社abaは、大学発ベンチャーからスタートし、今や日本のケアテックをリードする存在に。しかし、これまでの道のりは平坦ではありませんでした。介護業界の課題と向き合ってきたabaが見据える日本のケアテックの可能性とは何か。
今回は株式会社aba(以下aba)の宇井吉美さんとabaに出資を決めたリアルテックホールディングス(以下RTH)の熊本大樹さんに、投資までの経緯や今後のケアテックの展望について語っていただきました。